先輩社員

外国特許出願事務のスペシャリストとして働く。
海外と広く関わる仕事の、責任とやりがい。

知財事務

IPグローバル事業部 
外国事務統括室

小島 愛梨

2015年入社

外国特許出願事務のスペシャリストとして働く。
海外と広く関わる仕事の、責任とやりがい。

SECTION 01 英語力を活かせる環境を求めてTTDCに転職

私たちが仕事で扱う書類は、基本的にすべて英語で書かれたものです。関わる国もさまざまで、アメリカやヨーロッパ各国、中国、韓国、インドなど、たくさんの国の人たちとやり取りします。

知的財産に関する事務の中でも外国への特許出願を専門に行っているのが、私のいるIPグローバル事業部です。

私は高校卒業後にアメリカの大学に留学して4年間ピアノを学び、その後は大学院で教育に関する分野を学びました。卒業後、日本に戻って就職したのが、翻訳などの事業を手がけている会社です。

2年ほど経って転職を考えた時も、英語力を活かせる仕事に就きたいと思いました。その中で関心を持ったのが、知的財産の分野で海外と関わるTTDCの仕事です。

海外への特許出願は、現地の代理人を通じて行われます。代理人というのは世界各国の知的財産の専門家で、世界各国への権利化に関する書類をやり取りして出願などを行います。

すべての手続きの流れを把握し、期限の管理を行うことも私たちの重要な仕事です。重要案件の場合、ひとつの特許を10か国以上に出願することもありますが、それらすべてを私たちの手で管理しています。

SECTION 02 いろんな国の人たちと関わる喜び

入社した時、先輩の仕事の様子を見ていて驚いたのが、細部にわたる知識の豊富さです。「この国の場合はこの書類が必要だよ」と瞬時に判断する姿を見て、本当にすごいと思いました。

また、特許の手続きに関するルールも国によってそれぞれ異なります。そうした情報をすべて把握し、クライアントからどんな質問を受けても正確に答えられることが、TTDCの強みです。

さまざまな国とやりとりをし大切な特許情報を管理する責任と緊張感があるからこそ、すべてのプロセスを終えて無事に手続きが終わった時は大きな達成感があります。

代理人のカラーも国によって違うため、相手の国の文化や考え方を理解した上でコミュニケーションをとる必要があります。
アメリカ留学で英語を学んできましたが、それぞれの国で英語の言い回しが異なることもあり、そこも面白さを感じる点です。

日々の業務の中で、留学だけでは得られなかった英語力を伸ばすことができ、大変充実した毎日を送っています。

SECTION 03 「大丈夫」と支え合える風土がある

TTDCの働きやすさについても、ぜひご紹介したいと思います。私のいるIPグローバル事業部は、TTDCの社内でも特に女性の割合が多い部署です。

産休や育休などを利用される人が多く、今も部署内で複数の方が育休を取得しています。限られた人数で仕事をする大変さを感じたこともありますが、そんな時もみんなで助け合いながら乗り越えることができました。

お子さんのいる方が急に休みを取る時も、「大丈夫ですよ」と言ってサポートすることが当たり前になっています。

また、「職場先輩」という制度によって1年以上にわたってマンツーマンの指導を受けられることも、TTDCの大きな魅力です。私が入社した時も、「特許とは何か」という基本から一つひとつ指導していただき、さらに自分が作成した書類をダブルチェックしていただくなど、きめ細かくフォローしていただきました。

次は私が、後輩をサポートする番だと思っています。仕事を教える立場として会社に貢献できるよう、知識と経験をさらに深めていきたいと思います。

SCHEDULE

8:30
出社後、一日のスケジュールを確認し、急ぎの案件などをチェックします。
9:00
現地代理人に向け、特許出願依頼などの指示レターを作成します。
10:00
クライアントや現地代理人から受け取った書類を確認し、社内の技術者に配布します。
11:00
クライアントへの連絡レターの作成。また、事務担当者で集まって情報共有のミーティングなども行います。
12:00
社員食堂にて昼食
13:00
特許出願に必要な書類などを準備します。
15:00
クライアントや現地代理人から受け取った書類を確認するほか、期限管理などを行います。また、ミーティングを行い、業務改善やミス削減のためのアイデアを考えます。
17:00
特許庁に提出した書類や経過報告の書類を作成します。
18:00
退社